【F15】FPが教える 暮らしとお金の相談室

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第1章[家計管理]

*ブログタイトル変更のお知らせ*

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!
この度、ブログのタイトルを「FP資格の取得方法」から「FPが教える暮らしとお金の相談室」へとリニューアルいたしました。
これからは、FPの知識を活かして、皆様の「日々の暮らし」や「老後のお金・保険」に関するリアルな悩みを解決する情報をお届けしていきます。今後ともよろしくお願いいたします!

当相談室にお越しいただきありがとうございます。相談員である私が、なぜお金のプロ(FP)になったのか、そしてどのように資格を取得したのかを最初にお話しさせてください。プロとしての信頼の証として、参考になれば幸いです。

【はじめに】私がFP資格を取得した理由と方法

FP資格の学習から家計管理、資産運用、保険、税金、年金、相続まで。暮らしに役立つお金の知識を、分かりやすくお届けします。

相談テーマ

暮しとお金の相談室ではお金の知識を次の6つのテーマ(章)に分けて解説いたします。

  • 第1章【家計管理】 年金生活を見据えた無理のない暮らしの整え方
  • 第2章【資産運用】 元手を減らさないシニア世代の優しい資産運用
  • 第3章【保険】   シニア世代が本当に残すべき保険・やめるべき保険
  • 第4章【不動産】  これからの暮らしに合わせた不動産と住み替え
  • 第5章【税金】   知っておきたい退職金や年金にかかる税金
  • 第6章【相続】   家族が笑顔で引き継ぐための円満な相続準備

第1章:定年後の生活費はいくら必要?シニア世帯の平均支出と家計管理のコツをFPが解説

こんにちは。「FPが教える暮らしとお金の相談室」の相談員です。

50代を過ぎ、定年後の暮らしが少しずつ見えてくると、ふと頭をよぎる不安はありませんか?

「定年後、私たちは毎月いくらあれば暮らしていけるのだろう?」
「年金だけで生活費は足りるのかな……」

当相談室でも、このようなご相談を本当にたくさんいただきます。

結論からお伝えすると、必要な生活費は「世帯の状況」や「どんな暮らしを送りたいか」によって人それぞれ異なります。しかし、「世間の平均」や「家計を整えるコツ」を知っておくだけで、その不安は驚くほど軽くなります。

今回は【第2章:家計管理】の最初のご相談として、定年後の生活費の目安と、無理のない家計の整え方についてお金のプロの視点から優しく解説します。

データから見る!シニア世帯の平均的な1ヶ月の支出

定年後の生活を具体的にイメージするために、まずは国の統計データを見てみましょう。

総務省統計局の「家計調査報告」の最新データ(65歳以上の夫婦のみの無職世帯)によると、平均的な1ヶ月の生活費(支出)は約26万4,000円となっています。

具体的に何にいくら使っているのか、主な内訳を分かりやすくグラフにまとめました。

※上記の「住居費」は持ち家の方(ローンなし)がベースの平均値です。賃貸住まいの方や住宅ローンが残っている方は、ここに家賃やローン返済額が上乗せされます。

💡 お金のプロ(FP)の視点:毎月「約4万円」の不足にどう備えるか

総務省のデータでは、年金などの実収入(約25万4,000円)に対して、支出(約29万6,000円)が上回るため、平均して毎月約4万2,000円の不足(赤字)が生じているのが現状です。

このデータを初めて見て、「えっ、毎月4万円も足りなくなるの?」と驚かれたかもしれません。

しかし、ここで大切なのは「この数字はあくまで日本全体の平均値である」ということです。

たとえば、

  • 「子どもが独立したから、食費はもっと抑えられる」
  • 「車を手放せば、交通費を大幅にカットできる」
  • 「趣味や旅行には、もう少しお金を使いたい」

といったように、ご家庭によってメリハリをつければ、いくらでも我が家にとっての「ちょうどいい正解」を作ることができます。

まずはこの「平均26万4,000円」という数字を一つの目安(ものさし)にしながら、次の見出しからは「我が家の場合はどうなのか?」を具体的に整理していきましょう。

まずは「我が家の今の支出」を知ることから始めよう

【相談室のアドバイス】生活費を抑えてゆとりを作る3つのポイント

「平均データより我が家の支出が多かった…」という方も、がっかりする必要はまったくありません。定年後の家計管理で大切なのは、毎日コツコツ節約することではなく「今の暮らしに合わせた仕組みに変えること」です。

ここからは、当相談室がおすすめする、無理なくゆとりを作る3つのポイントを解説します。

子どもの独立を機に「夫婦ふたり分」のサイズに変える

50代・60代は、子どもの就職や結婚などでライフスタイルが大きく変わる時期です。

これまで家族全員分で作っていた食事の量、まとめ買いの習慣、部屋の数など、知らず知らずのうちに「大家族だった頃のまま」になっていませんか?

まずは「これからは夫婦ふたり(または自分ひとり)の心地いいサイズに暮らしを小さくしていく」という意識を持つだけで、食費や日用品費は自然と抑えられていきます。

頑張らない節約!固定費の見直しが一番効く

「電気をこまめに消す」「安いスーパーをハシゴする」といった節約は、労力のわりに効果が少なく、ストレスが溜まってしまいます。

お金のプロ(FP)として最もおすすめしたいのは、一度見直せばずっと効果が続く「固定費(毎月決まって払うお金)」の見直しです。

  • 使っていないサブスク(動画配信や雑誌の定期購読など)の解約
  • スマホを大手のキャリアから「格安プラン(格安SIM)」へ乗り換える
  • 20年以上見直していない生命保険のプラン変更

特にスマホの乗り換えは、夫婦ふたりで毎月1万円以上の節約になることも珍しくありません。浮いたお金を趣味や旅行に回した方が、これからの人生をずっと楽しく過ごせますよね。

お金を使う「メリハリ」をつけて無理なく楽しむ

家計管理とは、決して「お金を使わないように我慢すること」ではありません。大切なのは、使うところと抑えるところの「メリハリ」です。

たとえば、「普段の食費はスーパーの割引品なども上手に使って抑えるけれど、月に1回の夫婦のランチや、孫へのプレゼントには惜しみなく使う」といったルールを決めます。

自分にとって「何にお金を使うときが一番幸せか」を整理しておくと、家計をスリムにしながらも、心の満足度を高く保ち続けることができます。

まとめ:これからの暮らしに合わせた「ちょうどいい家計」へ

今回は【第2章:家計管理】の最初の一歩として、定年後の平均的な生活費と、家計を整えるヒントをお届けしました。

まずは一度、「我が家は毎月、何にいくら使っているのかな?」と、通帳やクレジットカードの明細をざっくり眺めてみることから始めてみてください。完璧に家計簿をつける必要はありません。

もし、「うちの保険料、高すぎるかも…」「格安スマホってシニアでも使える?」といった具体的な疑問が湧いてきたら、ぜひ次のご相談(記事)を参考にしてくださいね。当相談室は、これからのあなたの安心な暮らしをいつでも応援しています。

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