導入
前記事(F16)の振り返り
前回は、定年後の資産運用は『増やす』こと以上に『減らさない』姿勢が大切とお伝えしました。
今回のテーマ
では、具体的にどうすれば『減らさない運用』ができるのでしょうか?その答えは『資産の組み合わせ(アロケーション)』にあります。
この記事でわかること
50代から始める資産配分の見直し方・ステップ
「減らさない運用」の要!資産アロケーションとは?
「卵は一つのカゴに盛るな」の原則
株だけ、外貨だけ…に偏るリスク
「増やす期(30〜40代)」と「守る期(50代以降)」の最大の違い
◆若い頃のように「暴落が来ても回復するまで20年待つ」という時間が取りにくくなる。 ◆価格変動の波(リスク)を小さく抑えることが最優先
定年前に作っておきたい「3つの資金ゾーン」
まずは全体のお金を3つに色分けすることから始めます。

① 使うお金(流動性資産 / 1〜3年以内に使うお金)
預貯金、普通預金(生活費、リフォーム、子どもの結婚援助など)
② 守るお金(安全資産 / 5〜10年以内に使う可能性があるお金)
個人向け国債(変動10年)、定期預金など(元本割れを防ぐ)
③ 育てるお金(リスク資産 / 10年以上使わない余剰資金)
インデックスファンド(国内外の株式・債券)など
FPが教える!50代・60代からの「守り重視」ポートフォリオ例
具体的に「育てるお金(リスク資産)」の中でどう配分するかを提示します。

パターンA:50代後半(退職前)向け「バランス型」
◆株式 40〜50% : 債券 40〜50% : 金・現金 10% ◆新NISAなどを活用しつつ、少しずつ債券比率を高めていく時期
パターンB:60代〜定年後向け「低リスク型」
◆株式 20〜30% : 債券 60〜70% : 金・現金 10% ◆値動きをマイルドにし、いつ現金化しても大きな損が出にくい状態を作る。
資産の組み替え(リバランス)を行う際の注意点
一気に買い換えず「徐々に(時間をかけて)」シフトする
退職金が入ったからといって一括投資するのはNG
定期的なメンテナンス(年1回のチェック)
増えすぎた資産を売り、減った資産を買い足す作業
まとめ
記事の要点おさらい(3つのゾーン分けと債券比率の重要性)
まとめ:我が家の「減らさない運用」チェックリスト
定年後の資産運用は「いくら増やすか」ではなく「どう守りながら育てるか」が成功の鍵です。
まずは今日からできることとして、以下の4点をチェックしてみましょう!

💡 FPからのアドバイス
すべてを一度に変更する必要はありません。まずは「①使うお金の確保」から順番に確認していきましょう。
我が家にぴったりの資産配分にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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